【診断チャートつき】羽毛ふとんがふくらまない!へたる原因とボリュームが出ないときの対策|リフォームの目安も解説

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【診断チャートつき】羽毛ふとんがふくらまない!へたる原因とボリュームが出ないときの対策|リフォームの目安も解説

「長年使っている羽毛ふとんがぺちゃんこでふくらまない」

「天気の良い日に干してもボリュームが戻らない」

こんなお悩みはありませんか?

このように長く愛用している羽毛ふとんがへたる、ふくらまない、薄くなったと感じる場合、その原因は湿気や干し方ではなく、羽毛自体の劣化や側生地の傷みにあるかもしれません。
羽毛の劣化や傷みが進んでいる場合は、羽毛ふとん本来の保温力が低下してしまっていることも考えられます。

そこで重要になるのが、その羽毛ふとんが「自宅ケアで直る状態か」「直らない状態か」を見極めることです。

この記事では、羽毛ふとんがふくらまない主な原因や正しい対処法、そして自宅ケアで復活するのか、プロにリフォームを頼むべきかの判断基準を、診断チャートを交えて詳しく解説します。

目次
  1. 羽毛ふとんがふくらまない主な原因
  2. 羽毛ふとんが干してもふくらまないのはなぜ?
  3. 羽毛ふとんのボリュームは自宅でのケアで復活するケースもある
  4. あなたのふとんは大丈夫?「羽毛ふとんへたり度」診断チャート
  5. 買い替えではなく「リフォーム(打ち直し)」という選択肢も検討してみて
  6. 羽毛ふとんのお手入れに関するよくある誤解
  7. 【まとめ】羽毛ふとんがふくらまない原因はさまざま。リフォームが適している場合も

羽毛ふとんがふくらまない主な原因

羽毛ふとんがへたる、ボリュームが出ずふくらまないのには、主に4つの原因が考えられます。

湿気・汗による羽毛の固まり

人は寝ている間にコップ1杯分(約200ml〜500ml)程度の汗をかくと言われています。
羽毛が汗や皮脂を吸い込み続けると、ダウンボール(※)同士がくっつき、ダマ状に固まってしまいます。

これによって羽毛が空気を含めなくなり、ふとん全体のボリュームが出なくなってしまうのです。

※ダウンボールとは:空気をたっぷり含み高い保温性を発揮する、タンポポの綿毛のように広がっている軸のない羽毛のこと。ダウンボールが大きいほど、軽量でダウンパワー(膨らみ)がある高品質な羽毛ふとんになる。

羽毛の劣化(摩耗)

長年使用するなかで、寝返り時の摩擦や、強い力がかかったタイミングなどで、中の羽毛は少しずつ摩耗していくものです。

劣化が進んで羽毛が折れたり、細かくちぎれてボロボロになったりすると、ふとんにボリュームが出にくくなることがあります。

羽毛の吹き出しによる減量

長年の使用、不適切なケア、ふとんへの強い衝撃などによって羽毛ふとんの側生地が劣化すると、生地の織り目に隙間ができ、中の羽毛が外へ漏れ出す「吹き出し」が起こることがあります。

羽毛が吹き出すと、物理的にふとんの中の羽毛量が減るため、ふとん全体が薄くぺちゃんこになってしまいます。

側生地のダメージ

羽毛ふとんの側生地は、汗や皮脂汚れを長く放置すると劣化しやすくなります。

側生地へのダメージが重なると、生地の伸縮性や通気性が損なわれて羽毛が十分に膨らむスペースを保てなくなり、結果的に「薄くなった」「ボリュームが出ない」と感じる原因になってしまうのです。

羽毛ふとんが干してもふくらまないのはなぜ?

羽毛ふとんは、晴れた日に干せばふっくら復活するというイメージがありませんか?
しかし、しっかり干したとしても、薄くボリュームダウンしたまま戻らないケースもあります。

その理由は、主に3つです。

ダウンの復元力が低下しているから

長年の使用で劣化が進み、羽毛そのものが寿命を迎えていると、自力でふっくらと広がる力(ダウンパワー)を失っています。
この場合、いくら干してもボリュームが戻ることはありません。

フェザーやダウンが絡み合っているから

湿気や汚れによって、ふとん内の羽毛がガチガチに絡み合ってしまうことがあります。
この場合、ふとんを干しても羽毛がほぐれることはないため、薄くなったまま戻らないのです。

固まって空気を含めない状態になっているから

上記のように絡み合った羽毛同士が、そのままダマになって固まってしまうことがあります。
完全にダマになった羽毛は、空気を含んで広がる力を失ってふくらまなくなるのです。

羽毛ふとんのボリュームは自宅でのケアで復活するケースもある

羽毛ふとんのへたりがまだ軽度なら、自宅で正しいケアを行うことで、本来のふっくら感を復活させることができます。
とくに、購入からまだ数年しか経っていない、湿気が原因でボリュームを失っているといった場合は「寿命だから」と諦める前に、ここで紹介するセルフケアを試してみるのも一つの手です。

正しい干し方と復活手順

STEP1:適切な環境で干す

羽毛ふとんは、適切な環境で正しく干すのが大切です。

羽毛ふとんを干すのにベストなのは、湿度が低く、カラッと晴れた日の日中15時頃までの時間帯。
このタイミングを狙って、片面約1時間ずつ干すようにしましょう。

また、羽毛ふとんは直接日光に当てると側生地が傷みやすくなるため、カバーをかけたまま天日干しをするか、風通しの良い場所で陰干しをするようにしてください。

STEP2:空気を入れながら揉みほぐす

ふとんを干して乾燥させたあとは、固まった羽毛をほぐす作業を行います。

<羽毛をほぐす手順はこちら>

  1. ①羽毛ふとんを大きく広げる
  2. ②羽毛ふとんの中に新鮮な空気を入れるイメージで優しく振る
  3. ③羽毛ふとんをひっくり返して、反対側も同様に振る
  4. ④羽毛が片寄っている場所を、外側から優しくマッサージするように揉みほぐす

具体的なほぐし方は、以下の動画を参考にしてみてください。

※注意!ふとん叩きはNG

羽毛の吹き出しやボリュームダウン、羽毛がちぎれる原因になるため、ふとん叩きで強く叩くのはやめましょう。
ホコリが気になる場合は、手で軽く払う程度にとどめてください。

ボリュームが復活しにくい羽毛ふとんの特徴

一方で、お使いの羽毛ふとんに以下のようなサインが見られる場合は、自宅でどれだけ丁寧なケアを行っても、ふっくら感を戻すのは難しいかもしれません。

  • 干しても全く変化がない・ふくらまない
  • 羽毛ふとんが全体的に以前より軽くなっている
  • 明らかに羽毛ふとんのボリューム(厚み)が減少している
  • 特定のキルト(マス目)に羽毛が極端に片寄っていて戻らない
  • 購入から10〜15年以上が経過している(羽毛ふとんの寿命)

あなたのふとんは大丈夫?「羽毛ふとんへたり度」診断チャート

「自分が使っている羽毛ふとんは、どのくらいのへたり具合なんだろう?」気になった方も多いのではないでしょうか。

そこで、あなたがお使いの羽毛ふとんの「へたり度」が軽度〜重度のうちどのレベルなのかの目安が簡単にわかるチャートをご用意しました。

へたりのレベルによって、どう対応すべきかも変わってくるため、ぜひ参考にしてみてください。

STEP1:干すとふくらみが復活する?

STEP2:全体的に羽毛の片寄りがある?

STEP3:全体的にふくらみが弱い、触ると薄い?

【軽度】自宅ケア(正しい干し方や揉みほぐし)で対応可能です。
【中度】ふとんの寿命やキルトの破損が考えられます。リフォームを検討する目安です。
【重度】羽毛自体の寿命・劣化が進んでいます。プロによるリフォームを推奨します。
【軽度】普段どおりのメンテナンス(陰干しなど)を継続してください。

買い替えではなく「リフォーム(打ち直し)」という選択肢も検討してみて

買い替えではなく「リフォーム(打ち直し)」という選択肢も検討してみて

「自宅でのケアを試したけど、羽毛ふとんがふくらまない」「どうやってもボリュームが戻らない……」そんな方も、諦めるのはまだ早いかもしれません。

多くの場合、羽毛ふとんはプロによる「リフォーム」を行うことで、新品のころのようなふっくらとしたボリュームが戻ります。

羽毛ふとんリフォームとは、羽毛の洗浄と側生地の仕立て直しを行い、古くなった羽毛ふとんを再生することを指します。

羽毛ふとんをリフォームする大きなメリットは、これまで大切に使ってきた愛着ある羽毛ふとんを捨てずに使い続けられること。
むしろ、もとの羽毛をそのまま生かしつつ、新品のように綺麗でボリュームたっぷりの羽毛ふとんに生まれ変わるため、買い替え以上の価値を感じられたという声も少なくありません。

また、ふとんの品質によっては新品の羽毛ふとんに買い替えるよりもリフォームのほうが安価に済むケースもあり、経済的なメリットを得られることも。

羽毛ふとんリフォーム(打ち直し)の工程

羽毛ふとんリフォーム(打ち直し)の工程

羽毛ふとんのふくらみが新品同様に戻る「羽毛ふとんリフォーム」ですが、具体的にはどんなお手入れを行っていくのでしょうか。

昭和西川で提供している「羽毛ふとんリフォーム」を例に、3つの主な工程をご紹介します。

①羽毛の直接洗浄

ふとんを解体して中の羽毛を取り出し、専用機器で直接洗浄、乾燥します。
羽毛を丸洗いすることで、汗や皮脂汚れによって固まった羽毛を丁寧にほぐしていきます。
これによって、羽毛のふくらみが復活し、保温性もアップします。

②新しい羽毛の充填

長年の使用で細かくちぎれたり、吹き出したりして減ってしまったぶん、新たに高品質な羽毛を追加します。
洗浄した元の羽毛と、充填した羽毛が合わさり、新品当時のようなボリュームがよみがえります。

③側生地の交換

汚れやシミ、臭いが気になる古い側生地を、新しく清潔なものに交換します。
長年の使用で劣化した側生地を新しいものに交換することで、見た目もまっさらな気持ちの良い仕上がりに。交換した側生地には抗菌防臭も施されているため、安心してお使いいただけます。

「羽毛ふとんリフォーム(打ち直し)」のビフォー&アフターを動画でチェック!

「羽毛ふとんリフォーム(打ち直し)」のビフォー&アフターを動画でチェック!

昭和西川の「羽毛ふとんリフォーム」は、他社で購入された羽毛ふとんでも受付可能。申し込み方法や料金などの詳細は公式サイトをご確認ください。

 へたってふくらまない羽毛ふとんのボリュームが復活する

【羽毛ふとんリフォーム(打ち直し)】

【羽毛ふとんリフォーム(打ち直し)】

こんな状態なら、羽毛ふとんリフォーム(打ち直し)が最適!

こんな状態なら、羽毛ふとんリフォーム(打ち直し)が最適!

羽毛ふとんのへたりが気になるとき

  • 干すなどの自宅ケアをしてもふくらまない
  • 以前より明らかにボリュームダウンした
  • 片寄った羽毛が戻らない

側生地の汚れが目立つとき

  • 側生地が薄くなった
  • 側生地が破れている
  • 側生地の穴から羽毛が吹き出してしまう


購入から10年以上経過したとき

  • 思い入れのある大切な羽毛ふとんだから、捨てるのに抵抗がある
  • 品質の良い羽毛を使った羽毛ふとんだが、長年の使用で傷んできた

上記のようなケースに当てはまる場合は、自宅ケアの継続や買い替えを検討するよりも、「羽毛ふとんリフォーム」を試してみるのがおすすめです。

羽毛ふとんのお手入れに関するよくある誤解

最後に、羽毛ふとんのお手入れで勘違いしがちなポイントをお伝えします。
羽毛ふとんのボリュームがなくなってしまったとき、自宅でのケアをすべきか、それともリフォームや買い替えを検討すべきかの目安として、ぜひ参考にしてみてください。

①「干せば必ずボリュームが戻る」は誤解

本記事で解説してきたように、羽毛自体が摩耗してちぎれていたり、10〜15年以上の使用で寿命を迎えていたりする場合は、いくら風通しの良い場所で干しても羽毛ふとんのふくらみは戻りません。

②「叩けばふくらむ」は誤解

実は「ふとんを叩けば中に空気が入ってボリュームが復活する」というのは間違い。
むしろ側生地を傷つけ、さらに中の羽毛を破壊してしまい、さらなるへたりを引き起こす原因となります。
たとえホコリなどが気になった場合でも羽毛ふとんを叩くことはせず、手で軽く払う程度に留めましょう。

③「圧縮袋でぺちゃんこになるのは一時的なもの」は誤解

圧縮袋で保管していた羽毛ふとんを取り出したとき、ふとんがぺちゃんこなのは圧縮による一時的なものと思う方もいるかもしれません。
しかし、羽毛ふとんを長期間圧縮袋に入れていた場合、羽毛が押しつぶされて中のフェザー(羽根の芯)が折れたり、ダウンが潰れたりして、ボリュームが戻らなくなる可能性があります。
収納の際には、不織布製で通気性が良く、無理にふとんを潰さない構造の専用収納バッグを使用しましょう。

【まとめ】羽毛ふとんがふくらまない原因はさまざま。リフォームが適している場合も

羽毛ふとんがふくらまない原因は、湿気による羽毛の固まり、羽毛の劣化、側生地のダメージをきっかけにした吹き出しなど、多岐にわたります。

まずはこの記事を参考に、乾燥させてから優しく空気を入れる自宅ケアを試してみましょう。

それでも羽毛ふとんがふくらまない場合は、プロによる「羽毛ふとんリフォーム」を行うべきタイミングです。

大切な羽毛ふとんを長く快適に使い続けるためにも、ぜひ一度ご自宅のふとんの状態をチェックしてみてくださいね。

新品のようなふかふかのボリューム感を取り戻したいなら

【羽毛ふとんリフォーム(打ち直し)】 

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